ネルコラボに参加しようと思ったきっかけ
私がネルコラボに参加しようと思った主な理由は、以前ワナビィに参加していて、その流れで声をかけてもらい、興味を持ったからです。
ワナビィで体験した商品企画がとても楽しく、「高校生の頃には想像もしなかったけど、やってみたかったことができた!」という感動がありました。
それがきっかけで、「ネルコラボに参加すれば、今まで思いつかなかった“自分のやりたいこと”が見つかるかもしれない」「いい経験になるかもしれない」という好奇心が湧きました。
また、こういった活動はガクチカにもなるし、1年生から参加する人は少ないと思ったので、「こっそり同級生と差をつけられるかも」と思い、友達も誘って申し込みました。
正直、参加する前は具体的に何をするのかよく分からず、先輩ばかりの集まりで「自分が足を引っ張らないかな?」「ちゃんとついていけるかな?」という不安だらけでした。
安田に通うことが決まった後、バイトの先輩に「ガクチカになる何かをやっておいた方がいいよ!」と教えてもらったことも、心に残っていました。
その時は「ふーん、そうなんだ~」くらいの反応でしたが、サークルにも入っていない自分が「何かしてみたい」と思ったタイミングと重なって、「やってみよう!」と軽い気持ちで申し込みました。
何も知らない状態だからこそ、この話が良いきっかけになると思ったし、自分が何に向いていて、何が苦手なのか、早い段階で知るチャンスだと感じました。
さらに、自分は人と関わるのが好きで、年上の人と話すのも好き。いろんな価値観に触れたり、コミュニティを広げたりしたいという思いも強く、大学生活の中で他の人に負けない、自分だけの強みを見つけたいと思って参加を決めました。
ネルコラボ5期で得たこと・成長したこと
ネルコラボ5期で得た一番の成長は、「先輩後輩の壁を気にせず、自分の意見を自分から言えるようになったこと」です。
私は誰とでも話せるタイプですが、考えすぎて深読みしてしまう性格なので、最初は一番年下ということもあって遠慮していました。
でも、グループの先輩たちがとても話しやすく優しかったおかげで、後輩の自分たちが発言しやすい空気を作ってくれたことで、
「自分はこう思う」「ここが分からない!」と素直な気持ちをはっきり伝えられるようになりました。
ネルコラボに参加してよかったこと
ネルコラボに参加して良かったことは大きく3つあります。
1. 普段出会えない大人との関わり
社長さんをはじめ、普段の大学生活ではなかなか話すことのないような大人と関わることができ、貴重なお話を聞くことができました。
同世代と比べて、一歩リードできた実感もありました。
2. 他校の学生・先輩とのつながり
他校の学生や先輩たちと、会議の合間やお昼休憩などでたくさん話すことができ、楽しい時間を過ごせました。
学年や学校を超えたつながりができ、コミュニティが広がったことが嬉しかったです。
3. パソコンやアプリの操作に慣れた
パソコンやCanvaなど、今まで使ったことのないツールに触れることができました。
最初は全く分からず戸惑いましたが、会議やスライド作成を重ねる中で、ある程度使いこなせるようになり、学校の発表でも活かすことができました。
学んだこととこれからに活かしたいこと
細分化と計画性の大切さ
活動を通して、「物事は細分化して考えることが大切」だと実感しました。
最初は全体を大まかに捉えて進めてしまい、うまくいかないことが多かったのですが、課題を細かく分けて考えることで本質が見え、解決に繋がることを実体験から学びました。
また、計画通りにいかないことも多い中で、予定からずれた時にどう調整し直すかを考えることが必要だと痛感しました。
私たちのチームは、見通しが甘く、後半に詰め込みすぎてしまい、苦しいスケジュールになってしまいました。
私は「思い立ったら即行動するタイプ」なので、最後まで見通しを立てて行動できるようになれば、この強みをもっと活かせると感じました。
大学生活の中で、しっかり見通しを持った行動を実践できるようになりたいです。
責任感の大切さ
会議への参加や宿題の提出など、「当たり前のことを当たり前にやる」だけでなく、チーム全体を意識して行動する責任感が求められていました。
途中でその意識が抜けていた場面もあったので、今後は最初から最後までチーム全体のことを考えて動けるよう心がけたいです。
今回、私は「ついていくのに必死」な場面も多かったけれど、これからは後輩を支える立場になるので、周りを見てサポートできる人になりたいと思っています。
苦労したこと
苦労したこともたくさんありましたが、特に3つを挙げます。
1. パソコン操作とCanva
今までパソコンを使うことがほとんどなかったので、最初は操作にとても苦労しました。
特にCanvaは便利な反面、独特な操作感があり、慣れるまでに時間がかかりました。
2. 時間管理
会議時間を設定しても予定どおりに終わらないことが多く、集中力が切れてしまうことがよくありました。
目安時間が分からず、逆算が難しかったことが時間管理の課題でした。
3. 実現性のあるプランづくり
プランを考える中で、「この企画は北広でやる意味があるか?」「価格と内容は本当に適切か?」といった視点が必要になり、現実的にどう実行するかを考えるのがとても難しかったです。
学生目線では良くても、企業の視点ではどうか――両方の視点で考えることの大変さを実感しました。
社会人メンターさんの存在について
社会人メンターさんがいたことで、学生だけでは気づけない視点や考え方に触れることができました。
特に、去年の参加者がいない中で、方向性を見失いそうなときに助け舟を出していただいたことがとてもありがたかったです。
経験に基づくアドバイスや、多角的な視点での意見はとても参考になり、物事を多面的に捉える力が身についたと感じました。
はじめての長期インターンでしたが、メンターさんのおかげで安心して活動を続けることができました。