8ヶ月間の取り組み
2022年10月にスタートした第3回ネルコラボが2023年6月3日をもちまして終了いたしました。
8ヶ月前、学生たちは、プラン作成の右も左も分からない状態でスタート。
フィールドとなる北広島町や自分たちのチームに参画する企業を徹底的に調べ上げるところからスタート。実際に足を運んだり、HPを読み漁ったり、情報をとにかく集めました。
プラン作成に関しては、月に1回の集合研修でプロの講師が必要な知識を学生に与えてくれました。実際に学んだ知識をそのままプラン作成に役立て、「知っている知識」を「使える知識」に変えていきました。
プラン作成を通じて、チームのメンバーと沢山話し、悩み、作り上げてきたプランを6月3日、企業の社長たちを前にプレゼンテーションを行っていきます。
いざ、プラン発表
チーム名「らぼえん」(株式会社LbE所属)
日本語のみを使いグローバル思考を育て上げるプラン「CAN:TRY」を企画。
日本在住の日本語が使える留学生と協働することで、言語のハードルを感じることなく海外の人と小学生がコミュニケーションを図ります。
小学生は、「これって海外だとどうなんだろう?」と疑問が生まれた瞬間に、日本語で質問を投げかけることができるため、自ら留学生に質問を行うようになっていきます。
主体性の向上と海外に対する興味関心の向上を同時に図ることができるプランを発表しました。
実際に、チームらぼえんは、北広島町のお祭り“わさまち”で留学生と一緒に小学生に対して「CAN:TRY」のミニマムプランを実行。
子供達からは、「外国人と喋るのが面白かった」「またあったら絶対参加する!」
等々の楽しかった声も聞くことができました。
らぼえん所属企業のLbE Japanとは?
今回、らぼえんチームをサポートしていただいた企業は、株式会社LbE Japan。
本社を福岡に置く企業で、普段は、中高生向けに、留学生と協働しながらグローバルに偶発的で会わせる修学旅行のプログラムなどを行っています。(https://lbejapan.co.jp/)
チーム名「Co-Nova-Ttery(コノバッテリー)」(株式会社マルブン所属)
学生が地域資源を使って、企業とコラボした商品を実演販売するインターンシップを企画。
ネルコラボのフィールドである北広島町の地域資源を使った新しいメニューを開発し、学生が実演販売することで販路の拡大を目指します。
この過程で学生たちは、新しいメニューのアイデアを考えたり、販売方法を考えることで、企業に対しての理解を含め、所属する企業のファンになることで、リクルートにも繋げていきます。
Co-Nova-Tteryも北広島町のお祭り「わさまち」に出店。
マルブンのパスタソースを絡めた「肉巻きおにぎり」を100個販売。
見事すべて売りきることができました。
実際に、食べた人から「美味しい!」「家に買って帰ろう!」と好評!
学生が運営するSNSにも美味しかったとのコメントをもらえる反響ぶりでした。
Co-Nova-Ttery所属企業のマルブンとは?
株式会社マルブンは愛媛で100年続く洋食を展開する会社で、愛媛県内で5店舗経営。他にも、マルブンの味がお家でもそのまま楽しめる通販「ウチマルキッチン」などを展開する、進化し続ける洋食屋さんです。(https://marubun8.com/)
チーム名「青信号(グリーンライト)」(有限会社S-Produce.所属)
大学生が企業に入り込み、その企業の面白いところを打ち出すPR動画を作成。
第三者かつ学生視点で企業の良いところを探していくことで、企業の人自身は気が付かなかった強みに改めて気が付くきっかけになったり、学生に刺さりやすい強みを棚卸ししたりできるため、企業としても「学生ウケ」する要素は何なのかを整理することができるようになります。
さらに、作成した動画を作成した学生が所属するゼミなどで報告紹介。
作っても見られない動画→必ず学生が見てくれる動画としての広告効果も狙います。
青信号所属企業のS-Produce.とは?
有限会社S-Produce.は広島県に本社を置く企業で、人の成長を支える「マナビトプロデュース」、商品の販売をサポートする「モノコトプロデュース」、学生の集まるコワーキングスペース「AxEL,」の3事業を主に展開している会社です。(https://s-produce.com/)
8ヶ月間考えたプランを最後の最後でも大人たちがブラッシュアップ!!
今回のプラン発表は、学生たちが8ヶ月間考えに考え抜いたプランを発表する場所でした。
普通の大学生の取り組みなら、ここの発表の場は
「そんなことを考えたんだね!お疲れ様!」
で普通は終わることでしょう。
ただ、それで終わらないのがネルコラボ。
最後の最後の発表まで「実現に向けてブラッシュアップ」していきます。
プランを15分で発表した後
「そのプランを本気で実現させるためには?」
という視点で、25分間来場したゲストからガンガン質問やアドバイスが寄せられます。
8ヶ月間本気で考えたと言ってもやはり学生。
足りない視点も、漏れている要素も、もちろん全チームにありました。
そこを最後までしっかりと大人にブラッシュアップされ、自分たちの足りなかった要素や内容をしっかりと振り返りました。
最後まで成長を続けるネルコラボらしい成果報告会でした。
ゲスト
株式会社マルブン
真鍋 一成 氏 専務取締役
有限会社大朝交通
堀田 高広 氏 代表取締役社長
株式会社カンドウコーポレーション
福原 勘二 氏 CEO
株式会社CUA
盛矢 澄香 氏 生き方ソムリエ
中国陸運株式会社
西尾 義輝 氏 代表取締役社長
株式会社ネストロジスティクス
迫 慎二 氏 代表取締役会長
株式会社ネストロジスティクス
松岡 賢一郎 氏 取締役社長
合同会社Take-G Manegement
竹元 雅彦 氏 代表社員
他
小学校教諭2名