【広島開催】第2回ネルコラボ:企業研究

会社の理解を深めるために所属企業への企業訪問!

第2回目のネルコラボ活動では、学生たちが各担当企業を訪問し、実際の業務や企業文化について理解を深める場が設けられました。

今年のテーマ出し企業である、株式会社ネストロジスティクスと株式会社フーズアイの2社に学生が分かれて訪問し、それぞれの企業の持つリソースやビジネスプラン、課題への取り組み方について学んでいきました。

ネスト株式会社の訪問:本社機能と物流を支える現場の理解

ネストを訪問した学生たちは、まずは尾上さん、石川さん、川村さんの自己紹介からスタート。各担当者は、自身の業務内容やプライベートなエピソードを交えて話し、学生と和やかな雰囲気で話が進んでいきました。3人が和気藹々と交流する姿をみて、学生たちはただ仕事をこなすだけでなく、相談できる風通しの良い職場であることを実感しました。

続いて行われた会社紹介では、ネストの物流業務や倉庫業務についての説明が行われ、同日の午後に予定されている「ビジネスプランを考えるための資源整理」に向けた、貴重な情報が提供されました。さらに、今回取り組むプロジェクトのお題についての「縛り」が発表され、学生たちはその課題にどのようにアプローチするかを考え始める機会となりました。

フーズアイの訪問:青山社長からのメッセージと職場見学

フーズアイを訪問した学生たちは、まず青山社長の自己紹介からスタート。
経営者から直接会社についての考えや理念を聞く機会を得た学生たちは、社長のビジョンを共有し、企業が地域社会にどのように貢献しているかについて理解を深めました。

続いて行われた会社紹介では、フーズアイの事業内容について説明を受け、午後の「資源整理」に活用できる貴重な情報が提供されました。また、社内見学では、キッチンや冷蔵庫の設備を実際に見ることができ、フーズアイの現場に対する理解が一層深まりました。最後に、今回のプロジェクトのテーマとして「グリーンヒルおおあさの活用」に関する課題が発表され、学生たちはその解決策を考えるためのヒントを得ることができました。


午後のセッション:心理的安全性を確保し、チームでの活動を進める

午後の活動は、心理的安全性を確保しながら進行することを目的に、チーム全員が参加する形でスタートしました。ここでは、学生同士が安心して意見を出し合える場をつくるための「心理的安全性を高める3つのルール」が発表されました。このルールに基づき、参加者たちは互いに尊重し合い、リラックスして意見を出せる環境づくりが進められました。


企業や地域資源の整理:プロジェクト成功に向けた第一歩

午後のメインとなったのは、企業や北広島町が持つ地域資源の整理です。企業が提供するリソースと地域の特性を考慮し、学生たちはそれぞれの情報を基に資源をリスト化し、どのように課題解決に活かせるかを模索しました。

ネストとフーズアイ、それぞれのリソースを活かしたアイデアの模索

ネストとフーズアイが持つリソースの整理に加え、ネストチームは「空き家の活用」フーズアイチームは「グリーンヒルおおあさの活用」に関しても議論が進められました。

午前中に学習したネストが提供する物流機能やフーズアイの価値観といった資源が、どのようにして地域活性化に結びつくかを学生たちがアイデアを出し合いながら検討しました。


取り組むプロジェクトの方向性を確定:チームの共通目標を設定

資源整理を終えた後、学生たちはいよいよ今回取り組むプロジェクトの方向性を決めていく段階へと進みました。これまでの議論を踏まえ、各チームは共通の目標を設定し、地域課題に対する具体的な取り組みの方針を固めました。チーム内で意見を出し合う中で、それぞれのアイデアが融合され、地域に根ざした具体的なプロジェクトが形作られていきます。


プロジェクトテーマの文言作成:学生たちの目標が形に

最後に、プロジェクトの方向性をより明確にするため、テーマの文言作成が行われました。この文言は、今後の活動における指針となる重要な要素です。学生たちはそれぞれの考えや意見を言葉にし、テーマにふさわしい表現を模索しながら、最終的な文言を決定しました。こうして、活動の軸となるテーマが確定し、今後の具体的な行動に向けての準備が整いました。


まとめ

第2回目のネルコラボ活動は、企業訪問を通じて実際のビジネス現場に触れ、地域資源の整理やプロジェクトの方向性を確定させる貴重な経験となりました。学生たちは今回の活動を通じて、課題に対するアプローチやチームでの活動の意義を再認識し、次回に向けて意欲を高めました。今後もネルコラボの活動は続きますが、学生たちが地域の未来をどのように描き、実際にどんなアイデアを形にしていくのか、その展開に期待が寄せられます。

学生目線で見るインターンシップの参加メリットとは?

皆さんこんにちは。広島県の現大学4年生のはぎです。

今回は、インターンシップについて皆さんにご紹介していきたいと思います。

僕は3年生の夏までインターンシップって聞いたことあるけど、結局なんなの?というタイプの学生でした。そんな学生だった私が、約20社のインターンシップで体験したことを元にインターンシップについて皆様にお伝えしていこうと思います。一般的に言われているインターンシップと実際に感じたインターンシップの差など、学生目線でお伝えできればと思います。今回はインターンシップの参加のメリットについてお伝えしていきます。ぜひ最後まで読んでいってください。

 

そもそもインターンシップとは?

A .就労体験をすること

経団連では、「インターンシップは、学生が在学中に自ら専攻、将来のキャリアに関連した職業体験を行う場であり、大学教育の一環として位置づけられているものです。」(経団連 2019)とされています。

つまり、一般的に言われているインターンシップは、企業が学生に就業体験を提供し、学生が働くことを体験し、自身の将来設計に役立てる物とされています。

 

インターンシップ参加のメリットとは?

僕の考える学生にとってのインターンシップ参加メリットは、大きく分けて次3つになります。あくまで参加してみての主観も含まれているので、他の記事と合わせて一意見としてご覧ください。

最新の業界の傾向が知れる。

学生がインターンシップに参加する1番の理由は業界研究・企業研究です。インターンシップでは、ほぼ100%と言っても良いほどの確率で、業界・企業の情報を得ることができます。自分自身で調べるよりも正確で最新の数値を知ることができるため、インターンシップは業界研究に最適な場です。様々な業種のインターンシップに参加すると、それだけ多くの業界の情報を入手することができ、自身の将来選択の選択肢を増やしてくれます。

 

相対的な自分の能力がわかる

現代のインターンシップは多くが1Dayインターンになっており、そのほとんどでグループワークが行われます。グループワークは他の学生と自分の実力を知る良い機会になります。最近では、採用でグループワークを行う企業も多く、グループワークを制すものが就活を制すと言っても過言ではないと思います。

そのため、本格的に就活が始まる前に周りの学生に比べ自分は何ができて何ができないのかを判断する良い場になります。もちろん、自分の不甲斐なさに落ち込むこともありますが、本番までにできるようになれば良いだけなので、インターンシップを通して自分自身の実力をしっかりと見極めていきましょう。

 

採用に直結することもある

インターンシップは、採用に全く関係ないと言われていますが、それは大きな間違いです。近年、インターンシップで優秀な成績を残した人しか行けない「優秀者選考インターン」と言われるインターンシップも多く存在しています。優秀者インターンに選ばれた学生には特典が付くこともしばしばです。特典の例としては、早期選考会への正体や1次選考の免除、企業によってはそのまま役員面接に進むこともあります。

反対にインターンシップを無断欠席したり、態度が悪い学生などはしっかりと確認されて記録に残されています。その企業で採用してもらうことは難しいと考えた方が良いでしょう。

最近では、インターンシップ≠選考の企業はほとんどないでしょう。大抵の企業の場合、自社に会う優秀な人材を発掘する機会として、インターンシップ=選考としていると考えた方が良いでしょう。

まとめ

あくまで個人的な意見にはなりますが、現在企業で行われているインターンシップは就業体験よりも、優秀な学生を企業がどのように見つけるかに接点が置かれている気がします。

就業体験というよりも採用試験0次選考であるのが今の日本のインターンシップの現状ではないでしょうか。

つまり、学生にしてみるとインターンシップまでに能力を身につけている人の方が、就職活動は圧倒的に有利になります。インターンシップに参加する際は、気を引き締めて何かを掴んで帰る気持ちで参加してみてください。