皆さんこんにちは。広島県の現大学4年生のはぎです。
今回は、インターンシップについて皆さんにご紹介していきたいと思います。
僕は3年生の夏までインターンシップって聞いたことあるけど、結局なんなの?というタイプの学生でした。そんな学生だった私が、約20社のインターンシップで体験したことを元にインターンシップについて皆様にお伝えしていこうと思います。一般的に言われているインターンシップと実際に感じたインターンシップの差など、学生目線でお伝えできればと思います。今回はインターンシップの参加のメリットについてお伝えしていきます。ぜひ最後まで読んでいってください。
そもそもインターンシップとは?
A .就労体験をすること
経団連では、「インターンシップは、学生が在学中に自ら専攻、将来のキャリアに関連した職業体験を行う場であり、大学教育の一環として位置づけられているものです。」(経団連 2019)とされています。
つまり、一般的に言われているインターンシップは、企業が学生に就業体験を提供し、学生が働くことを体験し、自身の将来設計に役立てる物とされています。
インターンシップ参加のメリットとは?
僕の考える学生にとってのインターンシップ参加メリットは、大きく分けて次3つになります。あくまで参加してみての主観も含まれているので、他の記事と合わせて一意見としてご覧ください。
最新の業界の傾向が知れる。
学生がインターンシップに参加する1番の理由は業界研究・企業研究です。インターンシップでは、ほぼ100%と言っても良いほどの確率で、業界・企業の情報を得ることができます。自分自身で調べるよりも正確で最新の数値を知ることができるため、インターンシップは業界研究に最適な場です。様々な業種のインターンシップに参加すると、それだけ多くの業界の情報を入手することができ、自身の将来選択の選択肢を増やしてくれます。
相対的な自分の能力がわかる
現代のインターンシップは多くが1Dayインターンになっており、そのほとんどでグループワークが行われます。グループワークは他の学生と自分の実力を知る良い機会になります。最近では、採用でグループワークを行う企業も多く、グループワークを制すものが就活を制すと言っても過言ではないと思います。
そのため、本格的に就活が始まる前に周りの学生に比べ自分は何ができて何ができないのかを判断する良い場になります。もちろん、自分の不甲斐なさに落ち込むこともありますが、本番までにできるようになれば良いだけなので、インターンシップを通して自分自身の実力をしっかりと見極めていきましょう。
採用に直結することもある
インターンシップは、採用に全く関係ないと言われていますが、それは大きな間違いです。近年、インターンシップで優秀な成績を残した人しか行けない「優秀者選考インターン」と言われるインターンシップも多く存在しています。優秀者インターンに選ばれた学生には特典が付くこともしばしばです。特典の例としては、早期選考会への正体や1次選考の免除、企業によってはそのまま役員面接に進むこともあります。
反対にインターンシップを無断欠席したり、態度が悪い学生などはしっかりと確認されて記録に残されています。その企業で採用してもらうことは難しいと考えた方が良いでしょう。
最近では、インターンシップ≠選考の企業はほとんどないでしょう。大抵の企業の場合、自社に会う優秀な人材を発掘する機会として、インターンシップ=選考としていると考えた方が良いでしょう。
まとめ
あくまで個人的な意見にはなりますが、現在企業で行われているインターンシップは就業体験よりも、優秀な学生を企業がどのように見つけるかに接点が置かれている気がします。
就業体験というよりも採用試験0次選考であるのが今の日本のインターンシップの現状ではないでしょうか。
つまり、学生にしてみるとインターンシップまでに能力を身につけている人の方が、就職活動は圧倒的に有利になります。インターンシップに参加する際は、気を引き締めて何かを掴んで帰る気持ちで参加してみてください。