ネルコラボに参加しようと思ったきっかけは?
ネルコラボに参加した理由はアイデアの発想力を身につけたいと思ったからです。大学の授業のディスカッションでは、他の学生よりもアイデア出しに苦戦していて、考えが止まることが多くありました。エスプロにインターンシップとして参加している時に、アイデア発想の講義を受けて、自分にはアイデアを出す場が足りていないと感じたので、ネルコラボに参加して実践的な経験を積みたいと考えました。大学の課題解決演習の授業では企業からテーマをいただき、学生の中でヒアリングや調査を行い、課題を発見する力を養います。ネルコラボの活動に似ていることも親和性を感じ、より自分の力を伸ばすことができるのではと考えました。また、他大学の学生と協働するプロジェクトである点にも魅力を感じました。これまで他大学の学生と関わる機会は少なかったため、新たな出会いや考え方に触れられることを期待し、参加を決めました。
ネルコラボ5期で得たものって何?成長した部分
ネルコラボを通じて、考える力が成長したと感じています。最初は「空き家を活用したビジネス」というテーマを与えられて、どこから手をつけてよいのか分からず、手探りの状態でした。実際にネストを訪れた際も、何を質問すればよいのか分からなかったことが印象に残っています。しかし、情報を集めるうちに少しずつ状況が見えてきて、メンターの方のロードマップに関するアドバイスを参考にしながら、自分ができることやチームとしてどう動くべきかを主体的に考えられるようになりました。
特に、見通しを持つ力が身についたと感じます。最初の頃は、何を質問すれば良いか迷っていましたが、次にやるべきことが明確になるにつれて、事前に聞いておくべきことを整理し、会議の中でも話を聞きながら疑問点を的確に見つけて質問できるようになりました。その結果、少しずつ質問する力も養われ、自分から積極的に情報を引き出すことができるようになったと思います。
ネルコラボに参加して何が良かった?
ネルコラボに参加したことで、自分らしさを考え、見つけることができたと感じています。これまでの留学や海外プログラムでは、自分で主体的に動くことが求められる場面が多く、チームの中での自分の役割を意識する機会は少なかったです。しかし、ネルコラボでは長期間にわたりチームで活動する中で、自分の強みや役割を自然と見つけることができました。就活の時期が近かったこともあり、チームの中での自分の強みを理解することはとてもよかったし、メンターさん含めて関わってくださっている大人の方とお話しする機会があったことも自分の考えを聞いていただいて整理することができたので良かったです。
社会人メンターさんがいることは活動においてはどうだった?
メンターの方が一人ひとりを丁寧に見てくださっていたおかげで、フィードバックを通じて自分の活動が客観的にどのように評価されているのかを知ることができました。それにより、自分の性格や強みを改めて見つめ直す良い機会になりました。
また、大学生同士で話し合うと、議論が脱線し、次に何をすべきか見失ってしまうこともあります。しかし、メンターの方がその都度的確に方向性を示してくださったおかげで、迷うことなくスムーズに活動を進めることができました。さらに、普段の大学生活では、年齢の近い社会人の方と接点を持つ機会は限られていますが、今回の経験を通じて、数年後の自分の姿を想像するきっかけにもなりました。メンターの方と同じくらいの年齢になったとき、自分はどのような社会人になっているのだろうかと考える機会を得られたことも、とても貴重だったと感じています。また、社会人の方の考え方や働く姿勢に触れることで、自分の価値観やキャリア観についても深く考えるようになりました。
一番記憶に残っている講義
一番記憶に残っている講義は、愛媛の合宿で行われた就活やインターンシップに関する講義です。メンターの方を含め、社会人の方々が自身の経験を基にパネルディスカッション形式でお話ししてくださり、リアルな視点で就活について学べたのがとても印象的でした。
個人的には、大学3年の夏休み頃にこの講義を受けておきたかったとも思いましたが、実際に就活中だからこそ、より実感を持って話を聞くことができ、自分自身の状況と照らし合わせながら考える良い機会になりました。また、社会人の方々が就活をどのように乗り越えてきたのか、仕事に対する価値観はどのように変化していったのかを知ることで、自分のキャリアを考える上での参考になりました。
苦労したこと
今まで、特に高校生までは自分は人の話を聞いて共感して、自分の意見を伝えることが苦手で受動的だったので、ネルコラボでもその性格が見え隠れしていたかなと思います。大学での経験を通して少しずつ変わってきているところでもあるので、ネルコラボでもそこを意識しながら相手に意見を伝えられたかなとは思います。
一方で、大学だと自分が意見を言うと周りからのリアクションとしてその意見への同意、違う意見を追加してくれることもありますが、途中から私が意見するとチームのメンバーがその意見に乗ってくれることが多くて、逆にそれでいいのか不安になったりしました。自分にとって新しい環境だったので戸惑うこともありましたが、その都度自分を振り返って進められたので良かったなと思います。今振り返ると他に意見ある?とかチームメンバーの意見を引き出せるように声掛けをもっとできればよかったかなと思います。
学んだこととこれから
今回の活動を通じて、プレゼンテーションの方法や効果的な発表の仕方を学ぶことができたと感じています。夏のインターンシップでは、自分のプレゼンが相手を引きつけ、行動を促すものになっていないという課題に気づきました。
下宮さんのプレゼン講義や、社会人の方々の発表を聞く中で、話し方や声のトーン、間の取り方など、聞き手を惹きつけるために工夫できるポイントが多くあることを実感しました。また、プレゼン資料の構成についても、最初に学生だけで作成したものと、メンターの方からアドバイスを受けて修正したものとでは、伝わりやすさが大きく変わることを実感しました。順序や表現を工夫するだけで、相手の理解度や印象が大きく変わることに気づき、プレゼンの奥深さを改めて学びました。
しかし、今回のネルコラボの活動の中では、まだ十分に実践しきれていないと感じたので、今後の大学の授業や卒論発表の時に活かせるように勉強していきたいなと思います。
ネルコラボはどんな学生におすすめ?
ネルコラボは、長期的に何かに取り組みたい学生や、自分自身について深く知りたい学生におすすめのプログラムだと思います。私自身、夏のインターンシップ以降、次に何をするか明確に決めておらず、何か新しいことをしたいという思いはあったものの、自分主体で動くにはエネルギーが必要で、なかなか一歩を踏み出せずにいました。そんな中、ネルコラボというプロジェクトの枠組みに飛び込むことで、自然と行動を起こし、成長できる環境に身を置くことができたのは、とても良い経験になりました。また、長期プロジェクトだからこそ、一つの課題にじっくり向き合い、試行錯誤を繰り返しながら成果を生み出すプロセスを経験できたのも、大きな学びでした。ガクチカにもつながるし、チームの中での自分の役割を知れるところが自己分析にもつながって就活にも役立つと思います。特に、チームでの議論や意思決定の過程で、自分がどのような立ち位置を取ることが多いのか、どんな場面で強みを発揮できるのかを知ることができたのは、自己分析の助けになりました。
岡野穂乃香 おかぴー