ネルコラボとは?
ネルコラボとは、広島発の企業に行かないインターンシップです。
必要な知識・スキルは社会の第一線で活躍する専門家・経営者から学び、学んだことをもとに学生が主体となって地域課題を解決するプランを作成します。プランは作成して終わりではなく、先輩社会人からアドバイスを受けながら、何度も何度も練り直していきます。
普通の学生生活では絶対に経験できないことができる場所、それがネルコラボです。
第5回のハイライトは、初めてのチーム活動とマーケティングを学ぶこと。
ドキドキのチーム発表
前回までの講義では、全員で色んなものを見たり、学んだりしてきましたが、この第5回目チーム発表の直前は、まるでクラス替えかのような空気感。発表されたあとの学生たちは、「一緒にがんばろ~」「よろしくね!」と、前向きな言葉が飛び交っており、輝きに満ちた表情でした。
その後は、学生と共に、プランを練っていく「社会人メンター」の紹介、これからチーム活動を行う上で、守らなければいけないルール等の共有も行い、チーム活動の基盤は、整いました。
プラン作成に必要な知識を学ぶ
チーム発表の後は、プラン作成における知識を学んでいきます。
まず、始めに学んだ事は、「アイデア発想」。
そのなかでも、SWOT分析(自社の外部環境と内部環境をStrength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)の4つの要素で要因分析していくフレームワーク)を学びながら、「学生が所属したチームをSWOT分析で細分化」していきます。
これは、ネルコラボの活動においての強みや弱みをチームで認識していくためです。
初めてのチーム活動は、ぎこちない雰囲気が出ていましたが、徐々に、「大学で会計学学んでいるので、お金関係は得意です」「朝は弱いので、夜の会議が助かります」「仲良くなるためにホルモン食べに行きましょう!」と、分析していた学生たちでした。
マーケティングの極意とは
午後も、引き続きマーケティングについて学んでいきます。
講義は、
株式会社カンドウコーポレーション
エグゼクティブビジネスデザイナー兼CEO
福原 勘二 氏
にご担当していただきました。
始めに知ったことは、発想力の高い人、企画力の高い人は面白いことばかりやっているというイメージがあるけれど、実は何でも「面白がっている人」ということです。
この時点で、マーケティングに苦手意識を持っている学生も「面白そう!」という気持ちで講義を受ける準備が整いました。
講義の中で、一番大切にしていくことが、「嬉しい?」という言葉です。マーケティングにおいて「それって嬉しい?・誰が嬉しい?・どう嬉しい?」を考えることが重要と知り、学生たちは必死にメモをとっていました。
最後に、福原氏は「ん?と何かを疑問に思う考え方、面白がるという考え方を教えることが出来て良かった。面白がるということが出来たら人生楽しいですよ。無茶苦茶楽しいです。」という言葉を受け、また一つ新しい考え方を身につけた学生たちでした。
最後に
これから本格的にチーム活動が始まっていきます。
プラン作成で学んだことを活かしていき、成長していく学生たちに期待です。