第3期ネルコラボ参加者成果報告〜藤原 琴菜〜

ネルコラボに参加しようと思ったきっかけ

大学の講義でネルコラボの先輩による説明を聞いたことがきっかけです。
当時大学二年生だった私。それまでの大学生活はバイトばかりの日々を過ごしており、大学内でも何もできず大学生活を満足できていませんでした。そんな時にネルコラボの説明を聞いて私は何かを企画したり、活発に動いたりすることが大好きなので、瞬時にやってみたい!と思えました。そこで入ろうと決めたものの私はネルコラボに知り合いがいるわけでもなく、友達と一緒に応募したわけでもなかったので初日を迎えるまではとても怖かったです。しかし初日行ってみると自己紹介から面白い人ばかりで怖がるってよりかは圧倒されました。でもこの人たちに負けずに頑張ろうと思えたのを覚えています。

ネルコラボに参加してみて良かったことは?

一番良かったと思えることは、たくさんの人に出会えたことです。ネルコラボでは他大学の学生、さらには頼もしい社会人の方、そしてプランを進めていく上で関わってくださる企業の方と、ネルコラボに入っただけで私はたくさんの方と出会えました。

中でもネルコラボでは所属大学では会えないような意欲、向上心がとっても高い学生ばかりが集まっていて、先ほど言ったように私は初対面時はみんなにとても圧倒されるくらいでした。しかし長い間一緒に活動していくうちにみんなで仲間意識、そしてお互いの長所も短所も認め合える関係性が出来上がり、最終報告会に向けての期間中はチームの枠を超えてお互いを認め合い、意見を言い合ったりできるようになっていました。私自身デザイン面に関しては全くでチーム内でもデザイン面が強い子がいなくてパワポのデザインやチームロゴを作るときにとても頭を悩ませたのですが、他のチームのデザイン面が得意な子が「ここは絶対こうした方がいい!」などと厳しくも暖かいアドバイスをくれてとても心身ともに助けられたことがありました。私自身、一人ではネルコラボをやり切れていなかったと思うのですが、ネルコラボに対する思いが同じで、それぞれを褒めあい、ライバル視できる仲間がいたことでネルコラボ3期をやり切れたと思っております。

さらに今期から始まった企業さんとのコラボにより、その企業さんと深く関わらせていただけたことはとても良かったです。私は愛媛のローカルレストランMARUBUNさんと関わらせていただいたのですが、実際にチームのみんなでMARUBUNさんの店舗に研修に行かせていただき、MARUBUNさんの社員さんも交えて会議を行った時はとても緊張しましたが、プランについてみんなで会議したことはとてもいい経験になったと思います。さらに社長の一成さんには特別にMARUBUNさんのインターンシップにお誘いいただき、熊本での出張販売の際にMARUBUNさんの一員として活動させていただく経験もさせていただきました。私自身ちょうど大学3年生になる直前で、周りの友人などはまだ就活など全然考えていないタイミングでそのような貴重な経験をさせていただけたことはとても嬉しかったです。さらに一成さんとお話しさせていただくことで今の自分になにが足りないか、自分は何が得意なのかを考えさせられるいい機会になったと思います。

このネルコラボ3期で出会えた方とのご縁を大事にしていきたいと思います。

ネルコラボで気づいた私の長所とこれからの課題

ネルコラボに参加したことで気づけた私の長所は周りを見て動くことができるという点です これに気付いたのはチームでお祭りに実験的に出店したときです。私はお祭り当日のシフトを組む係を担当していました。シフトなど組んだことがなかったためとても悩んだのですが、私が普段から見てきて感じたみんなの特性を生かせるように自分なりにシフトを組んでみました。たとえば愛されキャラの子にはキャッチをお願いしたり、なにか一つのことに熱中することが得意な子には火を扱う係をお願いしたりしました。お祭り当日に本当にこのシフトでうまくいくのかなとずっとドキドキだったのですが、メンターの方から「これ誰が配置考えたの? すごい皆に合ってていいね」というお言葉を頂いたり、メンバーからも「めっちゃ配置がそれぞれにあっててよかったね 次の出店もこの配置で行こう」といってもらえたので良かったです。ちなみに私の当日の配置は全般的に見て、足りないところだったり困っている所をサポートする役割をしていたのですが、これも助かったよといってもらえたので私は周りを見ながら皆を支えたりするのが得意だったんだと気づくことができました。

逆に今後の課題として気づいたのはプレゼンテーション能力の低さです。私はもともとおしゃべりすることが大好きなので、プレゼンテーションもしゃべることがメインだから得意な方だろうと勝手に自信を持っていました。しかしネルコラボに入ってみるとその自信は一瞬で消え去ってしまいました。周りのみんなは本当にレベルが高くて私なんて比べ物にならないくらいでした。そこでみんなのパワポを見て気付いたのはプレゼンテーションは話して終わりではないんだ。伝えないと意味がないんだということです。しかし私にはまだ伝えれるだけのスキルがないのでこれは今後の課題として気づくことができたので、これから磨いていき誰かに伝わるプレゼンをできるようになりたいです。

印象に残った回は?

中間発表の回です。私たちのチームは先ほど言ったように私をはじめとして本当にパワポを作るのが苦手なチームで、中間発表は各チーム10分という時間制限があったのにも関わらず、27分も発表をしてしまいました。これは単純に私たちの技術不足、そしてなにより準備不足だったと思います。その時私はせっかくみんなで話し合って作ってきたこのプランの内容、良さを一つも伝えることができなかったととても悔しい思いをしました。そこで私はこの時の悔しさをばねに最終報告は準備をしっかりとして最終報告会に臨むことができましたそれにより最終報告会ではリラックスして発表自体を楽しむことができました。しかし“伝える“という点ではまだまだ満足いくような発表ではなかったため、これは今後の私自身の課題としていきたいです。

今後について

今後はまずネルコラボ4期に参加しようと考えています。3期では右も左もわからず、やっとネルコラボに慣れてきたころに活動が終わってしまったので4期ではもっともっと自分から動いていき、自分自身の視野を広げていきたいと考えています。特に3期で見つけた自分の長所を武器に、社会人の方ともっと交流を広げていきたいです。

最後に

ネルコラボに参加することで私の大学生活はとても充実したものになりました。普段の大学生活では経験できなかっただろうお祭りへの出店や、企業さんとの交流は本当に楽しかったですし、いい経験になりました。なによりチームのみんなとプランのことで話し合った日々はとても大変でしたがし悩んだ日々もありましたが、なによりも楽しかったです。私は4期にも参加するので、4期内での自分自身の目標もありますが4期から新しく入ってくるメンバーにネルコラボってこんなに楽しんだよっていうことが伝えられるように、分かち合えるように頑張りたいと思います。

一年間、本当にありがとうございました。